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鳩(ハト)など鳥の糞が人に与える影響について教えてください。

鳩(ハト)の糞によって、人に様々な疾病が起こる可能性があります。

鳩(ハト)などの糞によって起こる疾病とは?

近年、都市部や住宅地でも鳩(ハト)などの鳥類の増加に伴い、糞害などに悩まされる方が増えています。特に、マンションのベランダ・商店街アーケード・工場・倉庫・神社仏閣などで糞害・営巣などによる鳥害が増えています。

鳩(ハト)などの糞には、感染症の要因となる多くの細菌が含まれています。鳩の糞などによって引き起こされる可能性のある疾病がいくつもあります。

 

 

鳥や鳩(ハト)などの糞が人体へもたらす影響

健康な人であれば、感染しても発病することは滅多にありませんが、小さなお子さんや高齢者、病気に対する抵抗力が低い方は、特に注意が必要です。

 

サルモネラ食中毒

鳩の約2%が、サルモネラ菌を保有していると言われています。そのため、排泄物にサルモネラ菌が含まれ食中毒が起こることがあります。

 

オウム病

本来は、トリ類に感染する疾患になります。鳥と人との接触によって感染する可能性があります。軽症であれば風邪のような症状が出ますが、重症になると肺炎のような症状を引き起こすこともあります。

鳩の約30~70%がこのウイルスを保有しています。

 

クリプトコッカス症

鳩の排泄物から分離され、乾燥するとほこりなどと一緒に人の体にも吸入された時に発病します。軽症であれば、皮膚炎程度で済みますが重症になると、脳や脳髄などに病巣を作り死亡することもあります。

 

ニューカッスル病

鳥のほとんどがニューカッスル菌を所有し、外部寄生虫の媒介によって発病します。人に感染すると、急性類粒結膜炎の症状になります。

 

トキソプラズマ症

原虫であるtoxoplasma gondiiが原因で起こる病気です。妊婦の人がこの原虫の胎盤感染をうけると流産したり、出産できても子供が障害を持って生まれてくることが多い病気です。

 

脳炎

鳩が脳炎ウイルスを保有することがあり、コガタアカイエ蚊の媒介で感染することがあります。高熱や頭痛などの症状があり、2~3日後には意識混濁、けいれん等が起こります。感染した場合、20%の人は治療しても手足の麻痺や知能障害などの後遺症が残ります。

 

 

まとめ

鳩(ハト)や鳥の糞は、建物などを汚すだけではなく様々な病気を引き起こす危険があります。人に感染することはあまりないと言われていますが、鳥や鳩(ハト)の糞などを見つけた際には、早めに清掃し、清潔にしましょう。また、清掃する際に誤って糞などに触れてしまった場合は、手洗いやうがいを必ず行うようにしましょう。

また、鳩(ハト)や鳥などに巣を作らせない対策をすることも大切です。対策方法には、テグス設置や網の設置などがあります。詳細についてはこちらを参考にしてください。

 

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