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シロアリ駆除・予防の方法にはどのようなものがありますか?

シロアリ駆除・予防の方法には、大きく分けて薬剤施工とベイト工法の2つがあります。

薬剤施工とベイト工法の違い

主に知られているシロアリ駆除・予防方法の薬剤施工とベイト工法の違いについてそれぞれご説明いたします。

 

薬剤施工とは?

薬剤施工とは、液剤タイプのシロアリ薬剤をスプレーで吹き付けたり、刷毛塗りしたりして駆除する方法です。シロアリが侵入する場所に施工できるため、シロアリの侵入を防ぐことが可能です。

薬剤施工では、土壌処理と木部処理の2つの処理方法があります。

 

●土壌処理


土壌処理とは、建物の基礎部分の土壌を対象に処理することです。土壌専用のシロアリ用薬剤を使用し、薬剤が外部に漏れないよう行います。

 

  • 帯状散布:基礎の内側・束石の周囲などに、土壌処理剤を表面に散布する。
  • 面状散布:土壌の表面に土壌処理剤を散布する。
  • 加圧注入:土壌中に薬剤を加圧注入する。

 

●木部処理


木部処理とは、木材表面を対象に処理することです。

 

  • 吹付処理:薬剤を噴霧器を用いて吹き付け処理する。
  • 塗布処理:木材の表面に木部処理剤を刷毛等で塗布して処理する。神社仏閣などの防蟻処理で使用。
  • 穿孔注入処理:木材をドリルなどで穿孔し、木部処理剤を注入して処理する。
  • 穿孔吹付処理:壁面をドリルなどで穿孔し、壁体内の木材に木部処理剤を吹き付け処理する。

 

ベイト工法とは?

ベイト工法とは、アメリカで1995年頃に出来た新しい防蟻手段のことです。従来のように、床下に薬剤を散布する方法ではなく、ベイト剤(シロアリの脱皮を阻害する薬剤を含んだ餌)で、巣中のシロアリの習性を活かし、須吾と根絶させる方法です。ゆっくりと作用するため、駆除完了までに1~3ヵ月ほどかかります。ベイト工法には、維持管理型と駆除型の2種類あります。

 

●維持管理型のベイト工法


シロアリの侵入しそうなところを想定し、シロアリの餌となる「餌木が入った容器(ステーション)」を設置します。家屋外周に数メートルの間隔で設置し、定期的に確認を行いシロアリの侵入を早期発見することができます。

シロアリがステーションにいることを確認したら、ベイト剤を投入してシロアリを駆除する方法です。

 

●駆除型のベイト工法


既にシロアリが生息している場所に設置し、シロアリにベイト剤を食べさせる方法です。管理型とは違い、地中に埋めたりするのではなく蟻害の場所へ直接設置します。

 

 

薬剤施工とベイト工法の選び方

薬剤施工とベイト工法のどちらを選べばいいか分からない方は、下記を参考に選んでみてください。

 

薬剤施工は、こんな方におすすめ

  • 駆除費用を抑えたい方
  • 即効性を重視したい方
  • 基礎部分から予防したい方

 

ベイト工法は、こんな方におすすめ

  • 環境への影響が気になる方
  • 小さなお子様がいる方
  • ペットを飼われている方
  • アレルギー体質の方

 

 

まとめ

シロアリ駆除・予防の方法には、大まかに薬剤施工とベイト工法の2つがあります。シロアリ駆除で昔から行われていたのが「薬剤施工」です。最近では、環境への配慮や安全性を重視した薬剤を使用しない「ベイト工法」を利用する人が増えています。

どちらを選ぶかは、お客様のご家庭の環境やライフスタイルに合った施工方法をお選びください。

何か分からないことがあれば、いつでもご相談ください。

 

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